クレジットカードあれそれ
- Dean
- 2024年11月3日
- 読了時間: 7分
Contents
1.クレジットカードの利便性
2.そのクレカは生活に根ざしている?
3.歴代のクレジットカード
→時短のためにはConclusionをご覧ください.
1.クレジットカードの利便性
みなさまは日常の決済において,どれほどクレジットカードをお使いでしょうか.昨今クレジットカードを使える加盟店は増加しており,加盟店側でも約80%がクレジット決済の増加を感じているという報告もあるそうです.
利用者,加盟店双方からクレジットカードの使用率などは上昇している現実があります.
では,クレジットカードの利点とは何でしょうか.私が考えるに以下の3点かと思います.
①現金を持たずに決済が可能
②使用金額がアプリなどで参照可能
③与信が上昇する可能性がある
こちら一つひとつ解説してゆきます.
①現金を持たずに決済が可能
こちらに関しては一番イメージしやすいかと思います.財布の中に多額の現金がない状態においても,カードごとの限度額の範囲でなら決済することが可能です.
ただし,この決済に関してはいわゆる将来返済の「借金」として考えることになるので,引き落とし日までに銀行口座に使った分だけの現金を入れておく必要があることだけは要注意です.
②使用金額がアプリなどで参照可能
こちらに関しては,基本的にカード決済した金額が反映されるため,いつどこでいくら使ったのか,あるいは何円請求されるのか等確認することができ,計画的にお金を使うことが可能です.
加えて一部のアプリでは使用する店舗によってソートをかけることも可能なので,毎月の固定費などにおける比較等もできます.
③与信が上昇する可能性がある
ここまで述べてきた①②の特徴に関しては,他のキャッシュレス決済でも同様のことが言えます.実は今日的なクレジットカードの利点はこの項目にあります.
というのも,先ほど述べたようにクレジットカードは<引き落とし日に返済しなくてはいけない>「借金」そのものなのです.
事業主でもない限りあまりイメージしにくいことかもしれませんが,「借金」は正しく返せば個人(法人)の信用力を上げる行為につながります.そのように考えると,毎月の返済をきちんとしている人間は,ローンや事業融資を受ける際により信用度の高い人間であると認めてもらえる可能性が上がるというわけです.
個/法人に与えられた信用,これを「与信」といいます.
ちなみに,この考え方が最もわかりやすいクレジットカードが,アメリカン・エキスプレスカードであると思っています.
現にJCBで最も格の高い「JCB・ザ・クラス」というカードがありますが,私的統計の限度額中央値は500万円です.
一方でAMEXの入門ランクである緑色のカードに関しては,(全カード共通で)一律の限度額はなく,1500万円ほど使用可能な月もありました.その分フレキシブルに限度額を変更しているようですが....
2.そのクレカは生活に根ざしている?
さて,ここまでで色々クレジットカードのことについてお話ししてましたが,今ご自身でお使いのクレジットカードは,生活に根差したカードでしょうか.
極端な例を用いてご説明いたします.
普段楽天しか使わない方が,Amazonカードをメインで活用することは無駄です.
といいますのも,特定の会社がカードを発行する理由は,自分たちの店舗やサービスを利用してほしいからです.
店舗・サービスを利用してほしい→カードを発行する
その論理を消費者の立場で考えると,その店舗やサービスを利用するからカードを発行するという論理でない限り,カードの発行は無駄になってしまいます.
その店舗・サービスを利用する→カードを発行する
上の二つの図式は何の意味も発展性もないということがご理解いただけたでしょうか.
つまり,このようなスキームの外にいる方(別の店舗・サービスを利用する方)にとっては,カードの発行・維持自体が無駄な労力になるというわけです.
3.歴代のクレジットカード
では,そんな私はどのようなカードを活用していたのでしょうか.私はいわゆるクレジットカードのマニアに当てはまるのですが,その愚かな歴史を自嘲的に書いてゆきましょう.
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2019年,私は大学に入学しました.よくある話として,銀行口座を開設するイベントがあります.そのついでにSMBCカードを発行したとそういう流れで,当時はそんなにクレジットカードに関心もなく,6月になんとなく解説した住信SBIネット銀行のデビットカードが実質のサブカートとして運用していました.
加えて,この時期にはホテルに関して関心を持つようになっていたので,2020年の9月に当時の母親にSPGアメックスを契約させていたことがビッグニューズです.

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2021年度は個人的に大きな年で,SPGアメックス(現マリオットボンヴォイプレミアムアメックス;MBA)を契約したことが大きなイベントでした.そしてそれに伴い,SMBCカードをサブカードに格下げしております.
2022年2月24日にSPGアメックスの券面変更をして,MBAに変更したのもなかなか大きなイベントでした.当時SPGはなかなかデザイン面で名状し難いものでしたが,MBAの黒を基調としたスタイリッシュなデザインに変更されて,使用感がスタイリッシュに変わった思い出があります.

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2022年度はあまり変化のある年ではありませんでしたが,この年私はマリオットの(意味のない)プラチナチャレンジを行い,カード請求額がなかなかなものになった思い出があります.

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2023年度,なんとなく世間の自粛ムードが解除され,町にインバウンドが戻ってくると,巷のホテル代金が爆発的に上昇しました.そのため,せっかく獲得したホテルの上級資格が生かせない現実があり,2024年の到来を皮切りにメインカードの変更を考え始めました.
当時からなんとなくAMEXのプラチナ・カードに合理性を考えていた私は,実際にコールセンターに電話をし,プロパーでのヒストリーを積むためにメインカードをアメックスグリーンと変更しました.
加えて,友人が日本航空に勤めていた現実もあり,大学入学次から保有していたSMBC VISAの解約と同時にJALカードを契約しました.

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2024年は私が会社で働き始めた年でもありますが,多くのクレジットカードを発行した年でもありました.2024年11月現在で保有しているカードは計6枚となります.現在使用のカードのまとめも含め,以下に記載します.
ANA CARD
この年5月,今まで手を出せていなかったSFC(スーパーフライヤーズカード;ANA上級会員)の修業をしようと画策していました.そのためANAカードを契約することになるのですが,タイミングを練っていた7月時点でプラチナ・カードのインビテーションが来たため,結局11月現在も実行していないのです.このカードは今後どうなるのか....
JAL CARD
日本航空に乗るために使用しています.基本的にスカイメイト料金でしか予約しませんが,JALは後述のAMEX特約店でもあるため,カード省力化のために保有をやめようかとも検討しています.
JRE CARD
しれっと東京に引っ越したこともあり,JREカードを契約しています.このカードが意外と使いごごちが良いので,所有枚数を減らしてもいいのではと思っていたりします.
EPOS CARD
家賃支払用,それ以上も以下もありません.
プラチナ・カード
現在のメインカード.基本的に使用感は安定していますし,特にコンシェルジェサービスの提案は年会費に変えられない価値があるように感じています.

かく言う私も,そろそろクレジットカードを見直しする時期に差し掛かっています.

今後私はどのようなカードを保有することになるのでしょうか.
Conclusion
①クレジットカードで与信を貯めよう
②自分の生活に直結したクレジットカードを持とう
③カードに関しては定期的に見直しを
それではみなさま,ご機嫌よう.
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